12月, 2014年
でか金カメラマンになろう♪
皆さん!メリークリスマス(*^^)v
今年も残すところあと一週間となりました。
皆さんの今年はどんな一年間だったでしょうか?
私達『でか金倶楽部』にとっては、本格始動の年でした。
『ジャンボ獅子頭』の繁殖活動に加え、イベント参加活動・無料配布活動・ホームページ立ち上げ・ぷち養魚場増設…等
限られた時間と予算の中、メンバー全員がそれぞれの得意分野で活躍してくれたおかげで予定活動は全て成功!
最高のスタートをきることが出来、とても充実した楽しい一年になりました。
来年も『でか金倶楽部』は盛り上がっていきますよー\(^o^)/♪
さて、今回は『でか金』を楽しむ更なる手法について・・・です。
単刀直入に言いますと、「金魚の写真を撮ってみてはいかがですか!?」って事です。
最近は色々なSNS等で金魚の写真と共に金魚自慢をしている方も珍しくありませんよね。
私もそのうちの一人ですが、泳いでいる金魚の写真を撮るのって慣れないと意外と難しいんですよ。
カメラは携帯電話のカメラやスマートフォンのカメラ、デジタルカメラなどが良いですね。
携帯電話のカメラでも十分綺麗に撮れますよ。撮影した直後に上手く撮れたか確認出来て……拡大しても見れるし……
様々なデジタル処理・加工も出来るし……撮影日も記録されるし……言う事無しです。
なぜ金魚の写真を撮ることをお勧めするかと言いますと、水槽や池を泳ぐ“動く金魚”は当然最高!ですが
泳いでいる金魚の“一瞬”を静止画で切り取って、普段よく見ることの出来ない
ふわふわの鰭や美しい鱗の並び……撓る魚体などをゆっくり鑑賞、観察してみることが出来るからです。
(写真を保存しておけば、好きな時に何度でもその“一瞬”が楽しめます。)
まあ、写真とはそういうものなんですが(^_^;)それだけではなく、定期的に撮影しておけば成長記録にもなります。
特に『ジャンボ獅子頭』は変化が大きいので、後から写真を見比べると楽しいですよ。
次に美しい写真を撮るテクニックを少しだけご紹介します。
桶などに魚を移して上見姿を撮影する場合等は、魚を容器に入れた直後ではなく少し待って撮影しましょう。
直後は魚が落ち着かずに勢いよく泳いでしまってピンボケ写真になりがちですし、
波紋も立つし、尾びれも広がりが悪く写ります。
しかし長時間放置は魚に負担をかけてしまうので注意しましょう。
待っても待ってもおとなしくなってくれない時は、最終手段…餌を少しだけ与えて下さい。
餌を噛んでる間、動きが止まりますよ。
それから写真撮影で最も大事な事は光量です。
桶の上見も水槽の横見も同様に明るい光の中で撮影すると、美しい写真が撮れます。
私が一番良いと思っている光は「太陽光」です。曇天、晴天、夕暮れの斜光……色々な照明がタダです!
普段水槽の上に乗っかっている蛍光灯等の照明を下や横から照らして撮影してみるのもお勧めです。
色々試して撮影してみてはいかがでしょう!?
何枚も何枚も撮っていくうちに、撮影も上達して『奇跡の一枚』に出会えるかもしれませんよ。
そして『良い写真』が撮れた時は、是非!『わが家のでか金自慢』に投稿して下さいね。
でか金倶楽部ホームページを閲覧して下さる皆さんにも、あなたの『自慢の一枚』を見せてあげて下さい。
写真投稿が増えてきた際にはホームページ内に『でか金ギャラリー』なんかも新設出来ると
更に盛り上がるかも知れませんね!
今年最後の投稿となった今回は上野が担当させていただきました。皆さんよいお年を(@^^)/~~~
でか金は上から見るべし!!
皆さんこんにちは!
師走も後半に入り、世間はクリスマス、年末へと忙しく動いていますが
金魚達にしてみれば「そんなの関係ねえ!」って感じですよね(^_^;)
さて今回は金魚の魅力を最大限に表現する上見(うわみ)について
少しだけ触れてみたいと思います。
水槽の中でヒラヒラと優雅に泳ぐ金魚、とてもキレイですよね。
私も水槽にでか金達を飼育していますが、夜、焼酎片手に金魚を横から見る時間は
一日の中で一番癒やされる時間です。
焼酎はさておき^^;
金魚を飼育している方の多くは水槽飼育が多いんではないでしょうか?
がしかし愛好家と呼ばれる金魚飼育のプロの方々のほとんどは水槽ではなく
金魚を上から見るかたちで飼育してみえます。
(池、プラ舟、FRP水槽など)
これは金魚というのは昔から
上から見る美しさを追求され、改良されてきたことより
金魚の良し悪しを上見で判断することから来ているんですね。
水槽からの横見も可愛いんですが、上見は金魚一尾一尾の美しさや力強さなどの魅力が
とてもストレートに伝わってきます。
品評会ではジャンボ獅子頭だけでなくどんな種類の金魚でも
洗面器の中に入っていますよね。
(ちなみに今年行った長崎でのジャンボ獅子頭品評会で使われいた洗面器はめっちゃでかく値段もかなり高そうでした^^;)
こぶの出た頭(かしら)
力強く太いボディーライン
きれいに開いた尾などは上見でしか味わえないジャンボの魅力ではないでしょうか。
そういった事を考えればジャンボ獅子頭は上見の美を極めた金魚といってもいいかもしれませんね。
私も春から秋までは外飼育中心なので
プラ舟などに泳ぐジャンボ獅子頭を眺めていると
お気に入りの子に目が行き
ついつい時間を忘れてしまいます。(^^)
まあこれは水槽の横見でも一緒ですが、、、^^;
また、横見と上見とではその金魚の雰囲気は全く違う事が多く
自分の好みだった水槽の金魚を上から見たら以外に貧弱だったり
上見で力強そうに見えたのが水槽に入れたらただのデブ金魚にしか見えないなんてこともあるんですよ(笑)
皆さんもたまには自分の金魚を水槽から洗面器に出してみて上から眺めてみてはいかがでしょうか?
また違った発見があるかもしれませんよ。
(あっ!外飼育の方は寒い時期なんで金魚の動きが鈍ってます。あまり動かさないで春まで我慢して下さいね^^;)
最後に私のお気に入り上見画像を一枚
このジャンボくんあまり大きくはないんですがいいでしょう?
えっ!どっかで見たことある?
トップページに、、、(^^)
ではでは。
今回は長良が担当させていただきました(^^)
雄と雌、どちらがお好み?
皆さんこんにちは!
寒さも一段と増して『でか金』達の動きも更に鈍くなってますね。
でか金倶楽部メンバーからも「水槽にヒーターを導入したよ。」なんて声を聞きました。
ヒーターは設定温度次第で育て方が広がる有効なアイテムですが、
水換え時の空焚きや急激な水温変化にはご注意を!私も以前、床を焦がした経験ありです。(-_-;)
さて、今回はヒーターの話ではなく「オス」と「メス」についてお話したいと思います。
特に当歳から明け2歳にかけては、水槽を愛らしく泳ぐ姿を眺めていると“こいつがオスだ”とか、“あいつがメスだ”などと
あまり意識せずに眺めてみえるのではないでしょうか?
しかし、当然「オス」と「メス」は存在する訳でして・・・
見分け方としては、生殖孔と追い星の二通りがあります。
生殖孔・・・オスの生殖孔が楕円形で小さいのに対し、メスのはオスのよりも大きく円形で突出している。
追い星・・・生殖期になったオスのエラブタや胸ビレに、小さな白い突起が点々と現れる。
初心者には追い星の確認による判別が簡単で確実です。(生殖期限定ですが・・・。)
同時にその頃になると腹部が卵で膨らんだメスを追いまわし始めるのですぐ分ります。
その産卵行動を見て「金魚がいじめられてる!」と心配する方もみえる様ですが大丈夫!いじめではありません。
しかし彼らも命がけで子孫を残そうと頑張る訳ですから、かなり執拗に・・・メスがぐったりするまで追い続けるので、
お互いウロコが剝がれたりヒレが裂けたりしてしまう事もあります。
産卵は避けて綺麗に育てたい方は、オスとメスを分けて飼育された方がいいかもしれませんね。
この時期でもヒーターをかけると、勘違いして産卵してしまう事もあるので注意しましょう。
見分け方が解ったところで本題に入りましょう!
当歳魚達、今は同じ様な体つきをしていますが2年・・3年と経過するにつれて「オス」と「メス」の容姿は変わって来ます。
「オス」は「メス」に対してやや細身で、頭の肉瘤の発達も早く、まさに『獅子頭』と言う名前に相応しい精悍な顔になります。
(個体差はもちろんありますが・・・。)
胸ビレもまるで天使の羽根みたいに立派になるものもいます。
「メス」は「オス」よりも巨大化する傾向があり、ふくよかで丸みがある体つきになるものが多い為
品評会で入賞を狙うなら「メス」が定説とされていました。
私も毎年、当歳魚は「メス」を選んで育てて来ました。明け2歳まで大きく育ててから、それが「オス」だと分かると
ショックを受けながら大きく育てるメンバーから外していました。
でも、眺めて「カッコいいなあ!」育てて「こいつ可愛いなあ」と思うのは「オス」が多かったんです。
という訳で、私は個人的には「オス」が好きなんですね。・・・あくまで金魚の話ですよ。(-_-;)
先月に長崎で行われた『ジャンボ獅子頭品評会』でも『オスの部』というカテゴリーが新設されました。
そして全体総合優勝も、37cmのオスが受賞してしまいました。史上初だそうです。
受賞も納得の素晴らしい魚でした。・・・『オスの時代!』来てます!
もちろん「メス」も魅力的な魚がたくさんいます。
年を重ねる度に迫力が増して『ジャンボ獅子頭』らしさを見せてくれるのはどちらも同じですから
「オス」も「メス」もどちらも大切に育て上げたいものです。
金魚の性別について無関心だった方は、お気に入りの魚が「オス」なのか「メス」なのか
観察してみると面白さも広がるのではないでしょうか?
今回は上野が担当させて頂きました。(*^_^*)
簡単なようで意外と・・・
こんにちは
今日も元気にでか金達は泳いでいます。
相変わらず微妙な白濁り!
エサを与えずにいたら随分落ち着いてきました。
過去に熱帯魚を飼っておりましたので
魚を飼う環境を整えるのは、それなりに自信がありました。
が、今回ばかりは苦戦しております(苦笑)
当方の親しい熱帯魚やさんに色々聞きながら
飼育している状況です。
熱帯魚やさんいわく金魚を飼うのは
簡単の様で難しいとの事です。
金魚達がきて約4週間位ですが
納得のいく環境が作れていないので
Phを安定させる為に枝珊瑚を入れて
更なる良い環境を作ってみます。
でか金倶楽部より
花は桜木 様、水槽の立ち上げは試行錯誤ですね。私は市販のバクテリアをよく利用しています。頑張って下さい。
『でか金ちゃん』がニコニコ堂にやってきた!
大切な『でか金ちゃん』がニコニコにやって来てひと月・・・
金魚を育てるのは初めてで戸惑うばかり・・・
白く濁ったり 緑色に霞んだり・・・
でも心強い先生方のアドバイスをいただき こんなにクリアな水の中で七匹の子供たちはクリスマスソングに合わせて踊るように泳いでいます
お店に立ち寄られましたら是非お声をかけてあげてくださいな~
でか金倶楽部より
ニコニコ堂さんに「でか金」が嫁いでからもう1ヶ月もたつのですね。もうすっかり慣れて、サンタさんの後ろを元気そうに泳いでいますね。みなさんも七宗へ来たときには是非立ち寄ってみていってください。(ニコニコ堂さんは、でか金事務局から100mほどいったところにある薬局です。)
楽しみに育てていきます。
義兄の計らいで、でか金達が小牧市に嫁いできました。
寂しいので黒オランダを入れましたが、
後々、でか金達が水槽を占領してしまうのを
楽しみに育てていきます。
今後とも宜しくお願いします。
でか金倶楽部より
遠いところまで嫁ぎましたねっ。大きくなるのが楽しみですね!
水槽に潜む危険!
皆さんこんにちは。
秋のふるさと祭りより多くの方々にジャンボ獅子頭を飼育していただき
最近では「元気に生きとるよ」「大きくなったよ!」なんて言葉をいただきとても
喜んでいる”でか金倶楽部”です(^^ゞ
そんな中、「水槽の水が白くて臭いけどどうすればいいですか?」という質問を
数人の方からいただきました。
これは水槽を初めて立ち上げた時に誰もが経験する壁で
知らないと金魚を死なせてしまったりする恐ろしい問題なので
今回はその事について少し触れてみたいと思います。
上の画像を見ていただくとわかると思いますが飼育水が白濁りしていますよね。
この原因は何だと思いますか?
これは金魚の糞やエサの残りが腐敗して発生した有害なアンモニアなんです(>_<)
金魚を新しい水槽に入れて数週間ほどで死んでしまった!なんて話を聞く事がありますが
その原因はこのアンモニアが水槽内に増え続けてしまった事でおきるアンモニア中毒ではないかと考えられます。
では、どうすればこのアンモニアを抑えることができるか?
それがよく耳にする ”ろ過”(正確的には生物ろ過)システムなんですね。
ろ過とは水槽内に生きるろ過バクテリアによる働きで
アンモニアを亜硝酸に変化させ、さらにその亜硝酸を別のろ過バクテリアが
硝酸塩に変化させるというシステムです。ちょっと難しくなってきましたね(^_^;)
ろ過バクテリアはフィルター内や砂利などに住み、それぞれのバクテリアが下記のように働きます。
アンモニア(有毒)→ Aバクテリア → 亜硝酸(有毒)→ Bバクテリア→ 硝酸塩(少しだけ有毒)
上記でのAバクテリアが安定するまでは1/3程度の水換えを頻繁(週1回程度)にしましょう。
全替えはNGです。せっかく増えているバクテリアを捨ててしまうことになりますよね。
ちなみにこのAバクテリアは比較的早く約1ヶ月くらいで安定すると言われています。
この頃には白濁もなくなっているでしょう。
Aバクテリアの働きによりアンモニアを分解した後に現れるのが亜硝酸という物質です。
これもアンモニア同様、金魚にとっては有害なもので亜硝酸中毒という突然死を引き起こします。
元気にしていた金魚が水もきれいなのに突然死んでしまったという時はこれが考えられます。
これに潜んでいるやっかいな原因は”水がきれいなのに”というところで、水がきれいだから水換えをしばらくやらずにいたことで
亜硝酸が増え中毒を引き起こしてしまいます。
この亜硝酸を比較的安全な硝酸塩に変えるBバクテリアは安定するまでに約半年ほど(水槽の状態による)かかると言われています。
先ほどのAバクテリアとのタイムラグにより水槽立ち上げから2〜4ヶ月くらいに亜硝酸中毒が起きやすく、
きれいだから飼育水が安定したと勘違いして水換えを怠ると大事な金魚を死なせてしまうので注意してくださいね。
アンモニアに関しては白濁や匂いなどでなんとなく察知することはできますが、
亜硝酸についてはまずわかりません。なので私は市販の亜硝酸試薬を使って管理しています。
使い方も簡単なので持っていると安心できますよ。
最後に ろ過 の最終段階の話です。
亜硝酸→Bバクテリア→硝酸塩
で変化した硝酸塩という物質ですが、これはそれまでのアンモニア、亜硝酸と違い金魚にとって
それほど有害な物質ではありません。しかしこの硝酸塩が増えると水槽内に苔が生えだし、
金魚の身体の艶が悪くなると言われています。
長い間飼育している水槽の内側が茶色くなっているのを見たことがありませんか?
あれがこの状態だと考えられます。
さあここで次のバクテリアの登場です、と言いたいところですが
この先のバクテリアはいません、ろ過はここで終了なんです。
ではどうした良いでしょう?
そうです!
水を換える事なんです(^^)
いつまでも同じ水で飼育することはどんなにろ過システムが完璧でも
金魚にとってはとても危険なことなんですね。
以上、簡単に説明させていただきましたが
どの段階でも水換えが大切だということが解っていただけたと思います。
病気の時や、アンモニア、亜硝酸が異常に多い時などは全換えをしますが、普段の水換えは
1/3〜1/2程度の水換えがよいと思います。
タイミングが初めは分からないと思いますが、早め早めを心がけると良いでしょう。
フィルターに関してはきれいに掃除し過ぎるとせっかく増えたバクテリアを捨ててしまう事になりますので
エサの残りや糞などをゆすぐ程度の掃除を頻繁に行ってください。
また、水換えとフィルター掃除は別の日に行うと良いと思います。
きれいな水でも危険な場合もありますし、それほどきれいじゃなくても金魚にとっては快適な環境の場合も
ありますので、それを見極めることもまた楽しみの一つにしていただき、でか金飼育を追求してくださいね(^^)
下手な説明で失礼しました。
今回は長良が担当させていただきました。(^_^;)