水槽に潜む危険!

2014-12-05

皆さんこんにちは。

秋のふるさと祭りより多くの方々にジャンボ獅子頭を飼育していただき

最近では「元気に生きとるよ」「大きくなったよ!」なんて言葉をいただきとても

喜んでいる”でか金倶楽部”です(^^ゞ

そんな中、「水槽の水が白くて臭いけどどうすればいいですか?」という質問を

数人の方からいただきました。

これは水槽を初めて立ち上げた時に誰もが経験する壁で

知らないと金魚を死なせてしまったりする恐ろしい問題なので

今回はその事について少し触れてみたいと思います。

 

写真 2014-11-23 19 48 04

 

上の画像を見ていただくとわかると思いますが飼育水が白濁りしていますよね。

この原因は何だと思いますか?

これは金魚の糞やエサの残りが腐敗して発生した有害なアンモニアなんです(>_<)

金魚を新しい水槽に入れて数週間ほどで死んでしまった!なんて話を聞く事がありますが

その原因はこのアンモニアが水槽内に増え続けてしまった事でおきるアンモニア中毒ではないかと考えられます。

では、どうすればこのアンモニアを抑えることができるか?

それがよく耳にする ”ろ過”(正確的には生物ろ過)システムなんですね。

ろ過とは水槽内に生きるろ過バクテリアによる働き

アンモニアを亜硝酸に変化させ、さらにその亜硝酸を別のろ過バクテリアが

硝酸塩に変化させるというシステムです。ちょっと難しくなってきましたね(^_^;)

ろ過バクテリアはフィルター内や砂利などに住み、それぞれのバクテリアが下記のように働きます。

 

アンモニア(有毒)→ Aバクテリア → 亜硝酸(有毒)→ Bバクテリア→ 硝酸塩(少しだけ有毒)

 

上記でのAバクテリアが安定するまでは1/3程度の水換えを頻繁(週1回程度)にしましょう。

全替えはNGです。せっかく増えているバクテリアを捨ててしまうことになりますよね。

ちなみにこのAバクテリアは比較的早く約1ヶ月くらいで安定すると言われています。

この頃には白濁もなくなっているでしょう。

 

Aバクテリアの働きによりアンモニアを分解した後に現れるのが亜硝酸という物質です。

これもアンモニア同様、金魚にとっては有害なもので亜硝酸中毒という突然死を引き起こします。

元気にしていた金魚が水もきれいなのに突然死んでしまったという時はこれが考えられます。

これに潜んでいるやっかいな原因は”水がきれいなのに”というところで、水がきれいだから水換えをしばらくやらずにいたことで

亜硝酸が増え中毒を引き起こしてしまいます。

この亜硝酸を比較的安全な硝酸塩に変えるBバクテリアは安定するまでに約半年ほど(水槽の状態による)かかると言われています。

先ほどのAバクテリアとのタイムラグにより水槽立ち上げから2〜4ヶ月くらいに亜硝酸中毒が起きやすく、

きれいだから飼育水が安定したと勘違いして水換えを怠ると大事な金魚を死なせてしまうので注意してくださいね。

亜硝酸チェック薬

亜硝酸チェック薬

 

アンモニアに関しては白濁や匂いなどでなんとなく察知することはできますが、

亜硝酸についてはまずわかりません。なので私は市販の亜硝酸試薬を使って管理しています。

使い方も簡単なので持っていると安心できますよ。

 

 

最後に ろ過 の最終段階の話です。

亜硝酸→Bバクテリア→硝酸塩

で変化した硝酸塩という物質ですが、これはそれまでのアンモニア、亜硝酸と違い金魚にとって

それほど有害な物質ではありません。しかしこの硝酸塩が増えると水槽内に苔が生えだし、

金魚の身体の艶が悪くなると言われています。

長い間飼育している水槽の内側が茶色くなっているのを見たことがありませんか?

あれがこの状態だと考えられます。

 

さあここで次のバクテリアの登場です、と言いたいところですが

この先のバクテリアはいません、ろ過はここで終了なんです。

ではどうした良いでしょう?

そうです!

水を換える事なんです(^^)

いつまでも同じ水で飼育することはどんなにろ過システムが完璧でも

金魚にとってはとても危険なことなんですね。

 

 

 

砂利の中には多くのバクテリアが住むといわれています。

砂利の中には多くのバクテリアが住むといわれています。

 

 

以上、簡単に説明させていただきましたが

どの段階でも水換えが大切だということが解っていただけたと思います。

病気の時や、アンモニア、亜硝酸が異常に多い時などは全換えをしますが、普段の水換えは

1/3〜1/2程度の水換えがよいと思います。

タイミングが初めは分からないと思いますが、早め早めを心がけると良いでしょう。

フィルターに関してはきれいに掃除し過ぎるとせっかく増えたバクテリアを捨ててしまう事になりますので

エサの残りや糞などをゆすぐ程度の掃除を頻繁に行ってください。

また、水換えとフィルター掃除は別の日に行うと良いと思います。

 

きれいな水でも危険な場合もありますし、それほどきれいじゃなくても金魚にとっては快適な環境の場合も

ありますので、それを見極めることもまた楽しみの一つにしていただき、でか金飼育を追求してくださいね(^^)

 

 

 

 

下手な説明で失礼しました。

今回は長良が担当させていただきました。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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